ここでは、国宝・松江城天守(まつえじょうてんしゅ)を外側から見た特徴(とくちょう)を説明します。
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壁(かべ)の黒い部分は厚い木の板で、湿り気(しめりけ)を防ぐために柿渋(かきしぶ⇒緑色の柿の実から作った液体)、すす、漆(うるし)などを混ぜたものをぬってあると言われています。木ですが燃えにくいそうです。この板がはってある壁(かべ)を下見板張り(したみいたばり)と言います。
黒い部分の屋根は入母屋造(いりもやづくり)という形で、その上に周りを見張る望楼(ぼうろう)というものがのっています。こういった天守を望楼型天守(ぼうろうがたてんしゅ)または望楼式天守(ぼうろうしきてんしゅ)と言います。撮影:令和4年(2022年)2月10日




水屋根の下についている木の飾りと懸魚(けぎょ)と言います。もともと水に強い魚の飾りを屋根に付けて火事から守るまじないでした。松江城天守には野菜のかぶに形が似た蕪懸魚(かぶらげぎょ)というものが付いています。撮影:令和4年(2022年)2月10日





