元は時計店でしたが、今はホテルと合体しています。お店の方のご先祖は松江市石橋町で材木商をしていました。それが明治9年(1876年)に現在の場所に引っ越し、小間物商⇒こまものしょう・櫛(くし)や簪(かんざし)などを売る店、を始め、時計も売るようになりました。
明治29年(1896年)に大きな時計台のある建物に、昭和8年(1933年)には別の形の建物に建てかえました。これらにあった大きな時計は松江の街(まち)の中でとても目立ち、有名でした。そして平成6年にはホテルと合体した建物になりましたが、そのときに明治時代の様子を思い出すデザインにしました。
お店の中には大きな時計を動かしていた機械がそのままの状態で展示されています。また、ホテルの中には創美堂が長い時代をかけて集めた時計のコレクションがあります。くわしいことは、「創美堂の時計コレクション」のコーナーを見てください。