塩見縄手

 松江城が作られたころにできた通りです。縄手とは、縄のように伸びた道ということです。塩見というのは、一時このあたりに住み、たいへん出世した塩見小兵衛という人にちなんでます。武家屋敷、小泉八雲旧居(こいずみやくもきゅうきょ)、小泉八雲記念館、田部美術館などがあります。植えられている松はこの通りができたころに植えられたものです。見た目をよくするために電柱を止めて電線を地中に埋め、交通標識などにも工夫がされています。
 昭和48年(1978年)松江市伝統美観指定地区になり、昭和61年(1986年)には建設省選定の日本の道100選になりました。小さな公園もあり、一時ここに住んだ小泉八雲さんの銅像があります。

湖都、水郷、城下町松江の気になる建築、街並み、景観等
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